ランチャーをEpic Gamesストアと統合する方法
どのように動作するか
ゲームをEpic Gamesストア(EGS)でのランチャーと統合できます。エクソーラランチャーを介して他のEGSゲームを宣伝することができます。
前提条件
EGS統合を設定するには、次が必要です:
- Epic アプリID(アーティファクトID)
- Epic Gamesデベロッパーポータルの管理者ロールとゲームアプリケーションを持つアカウント
- EGSで公開するためのゲームビルド
- アドミンページで構成されたすぐに使用できるランチャー
- 最新バージョンのBuildPatchツール
EpicアプリID(アーティファクトID)を取得する
EpicアプリIDを確認するには:
- Epic Gamesデベロッパーポータルにログインします。
- ゲーム製品に移動します。
- ゲームカード内をクリックし、「
Epic Games Store 」のオプションを選択します。
- サイドメニューで、アーティファクトとバイナリをクリックしてサンドボックスとアーティファクトを選択します。
- アーティファクト名をクリックすると、Epic アプリIDが表示されます
統合手順
認証をセットアップする
- クライアントポリシーがない場合は、作成してください:
- Epic Gamesデベロッパーポータルをログインします。
- あなたの製品(ゲーム)の設定「
Product Settings > Clients > Add new client policy 」セクションに移動します。 - 「
Client policy 」フィルドでポリシー名を追加します - 「
Client policy type 」ドロップダウンリストからの「GameClient 」ポリシーを選択します。 - 「
Add new policy 」をクリックします。
- ログインクライアントを作成するには:
- 製品設定で、「
Product Settings > Clients > Add new client 」に移動します。 - 「
Client name 」フィルドでクライアント名を入力します。 - 「
Client policy 」ドロップダウンリストから新しく作成したクライアントポリシーを選択します。
- 製品設定で、「
- 「
Create Application 」をクリックします。
- 作成したクライアントを割り当てます:
- 右上にある「
Linked Clients 」をクリックします。 - 「
Select Clients 」ドロップダウンリストからこの前に作成したクライアントを選択します。
- 右上にある「
- 権限が設定されていることを確認し
Permissions ナビゲーションバーをクリックします。Not configured とマークされている場合は、いずれかのオプションを有効または無効にし、変更内容を保存します。
- アドミンページのプロジェクトで、ログインセクションに移動します。
- ログインオプションを選択し、「認証 > パブリッシングプラットフォーム > Epic Games」セクションに移動します。
- 「アプリケーションID」フィールドと「アプリケーション秘密キー」フィールドに入力します。Epic Gamesデベロッパーポータル(
Product Settings > Clients > Edit client セクション)からフィールド値をコピーできます。 - 「変更内容を保存する」をクリックします。
EGSプラットフォームをセットアップしてファイルをダウンロードする
- アドミンページのプロジェクトで、ランチャーセクションに移動します。
- ダッシュボードでランチャーを見つけ、「ランチャーを編集」をクリックします。
- 「設定」セクションに移動して、Epic Gamesプラットフォームのロゴの右側にある「セットアップ」をクリックします。
- ゲームのEpicアプリIDを入力します。
- ユーザーエンタイトルメントが正しく機能するように、オーディエンスアイテムIDを指定します。IDを取得するには、次の手順を実行します:
- 製品設定で、「Epic Gamesストア > オファー」セクションに移動します。
- ランチャーがエンタイトルメントを確認するためにどのオファーを使用するかを決定します。ユーザーが選択したエンタイトルメントオファーを持っている場合、ランチャーはユーザーがゲームを所有していると見なします。
「
- 「ランチャーホストをダウンロード」をクリックして、WindowsまたはmacOS用の
LauncherHost.zip
アーカイブをダウンロードします。 - 「構成ファイルをダウンロード」をクリックして、WindowsまたはmacOSの
hostArgs.json
構成ファイルをダウンロードします。
ランチャーインストーラーの生成とダウンロード
ランチャーインストーラーの生成またはダウンロードについてガイドを参照してください。EGSのゲームビルドを準備する
- 「
LauncherHost.zip
」のアーカイブ(前の手順でダウンロードする必要があります)を任意のフォルダーに解凍します。このアーカイブには、Epicデベロッパーポータルにアップロードされるゲームビルドの準備に使用されるGameBuild
ディレクトリが含まれています。
LauncherHost.exe
— LauncherHostユーティリティの実行可能ファイルQt5Core.dll vcruntime140-140_1.dll
、msvcp140-140_1.dll
—LauncherHost.exe
ユーティリティのサービスライブラリinstaller
— ランチャーインストーラーを含むディレクトリ
MacOSのディレクトリ構造:
LauncherHost
—LauncherHost
ユーティリティの実行可能ファイルFrameworks
—LauncherHost
ユーティリティライブラリのシステムフォルダinstaller
— ランチャーインストーラーを含むフォルダ
GameBuild
フォルダーで新しいフォルダーを作成します。- ゲームビルドをコピーしてそのフォルダーに貼り付けます。
- ゲーム > ビルド > 実行可能ファイルセクションでゲームの実行可能ファイル名(Windows / macOS)を設定し、ゲームの実行可能ファイルへの相対パスを指定します。
お知らせ
ゲーム実行可能ファイルの名前を拡張子とともに指定する必要があります。
- ランチャーインストーラーと
hostArgs.json
ファイルをGameBuild
ディレクトリにコピーします。そして、GameBuild
ディレクトリは次の構造になります:- Windows向け:
Copy
\---GameBuild
| hostArgs.json
| LauncherHost.exe
| msvcp140.dll
| msvcp140_1.dll
| Qt5Core.dll
| vcruntime140.dll
| vcruntime140_1.dll
|
\---installer
installer.exe
- macOS向け:
Copy
\---GameBuild
| hostArgs.json
| LauncherHost
|
+---Frameworks
| \---QtCore.framework
| \---Versions
| \---5
| | QtCore
| |
| \---Resources
| Info.plist
| QtCore.prl
|
\---installer
Launcher.pkg
ゲームビルドをEGSにアップロードする
- この前にダウンロードしたBuildPatchツールを解凍します。
- ゲームビルドのキャッシュディレクトリとして使用するBuildPatchツールのディレクトリを作成します。
- 解凍したディレクトリ
BuildPatchTool_x.y.z/Engine/Binaries/Win64
に移動します(これは、BuildPatchツールのバージョンとオペレーティングシステムによって異なります)。 - このディレクトリ内のターミナルを開き、次のコマンドを実行してゲームバイナリをアップロードします。詳細な手順については、ドキュメントを参照してください。
Copy
.\BuildPatchTool.exe
-ClientId="<YourClientId>"
-ClientSecret="<secret>"
-mode=UploadBinary
-OrganizationId="<YourOrg>"
-ProductId="<YourProduct>"
-ArtifactId="<YourArtifact>"
-BuildRoot="<absolute-path-to-GameBuild-directory>"
-CloudDir="<absolute-path-to-cache-directory>"
-BuildVersion="1.0.2-launcher-win"
-AppLaunch="LauncherHost.exe"
-AppArgs=""
コマンドのパラメータは:
ClientId
とClientSecret
はProduct Settings > BPT Credentials セクションのデベロッパーポータルで利用可能です。
OrganizationId
はOrganization > Settings タブでのGeneral Settings セクションで利用可能です。
ProductId
はProduct Settings > SDK Download & Credentials タブでのEOS SDK Credentials セクションで利用可能です。
ArtifactId
パラメータとBuildVersion
パラメータの値を確認するには、手順を参照してください。BuildVersion
パラメータの値は、Epic Gamesランチャーのゲームカードのアクションメニューでも使用できます。
AppLaunch
— 次の形式のBuildRoot
を基準としたメイン実行可能ファイルへの相対パス:LauncherHost.exe
— Windows向けLauncherHost
— MacOS向け
AppArgs
— 追加の起動引数。空文字列も可能です。
アーティファクトにプラットフォームを割り当てる
- アーティファクトのページに移動します。
- 右側で「
Inactive binaries 」セクションまでスクロールし、アクションメニューボタン(...)をクリックし、「Assign platforms 」をクリックします。それに応じてプラットフォームを選択します。
EGSランチャーでゲームへの開発者アクセスを取得する
- 新しいユーザーをグループに追加します:
- 「
Product Settings > Player Groups 」セクション移動します。 - 特定のプレイヤーグループのアクションメニューボタン(...)をクリックして、「
Edit Group 」をクリックします。 - 「
Add accounts 」タブに移動して、「IDプロバイダー」として「Epic Games 」を選択し、アカウントIDを指定します。
- 「
- アクセスキーを生成します:
- プロジェクト設定の「
Epic Games Store > Access keys 」セクションに移動します。 - 右上にある「
Generate keys 」をクリックします。
- プロジェクト設定の「
- 鍵を生成したいサンドボックスとオファーを選択します。
- 「
Batch name 」フィルドにキー名を入力します。 - 「
Testing 」タイプを選択します。 - 数量を指定します。
- 「
- キーを作成したら、ダウンロードします。アクション「…」メニューボタンをクリックして、「
Download 」をクリックします。
- キーを作成したら、ダウンロードします。アクション「…」メニューボタンをクリックして、「
- EGSランチャーの右上にあるプロファイルボタンをクリックし、
Redeem Code オプションをクリックします。 - ダウンロードしたキーを引き換えます。オファーのキーが正常に引き換えられると、ユーザーはその特定のオファーを受ける権利が与えられます。
ゲームビルドを更新する
既存のゲームビルドを更新するには、ゲームビルドの準備、EGSへのアップロード、アーティファクトへの割り当ての手順を繰り返します。
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