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ユーザーデータストレージを接続する

ユーザーデータの保存方法によって、利用できる製品の機能が異なります(ユーザーデータの保存方法の比較を参照してください)。

エクソーラストレージ

ログイン製品にすべての認証ロジックを処理させたい場合は、エクソーラストレージに接続します。より柔軟な設定が可能になります。

ログインプロジェクトを作成すると、エクソーラストレージがデフォルトで接続され、追加の設定手順は必要ありません。デフォルトのストレージタイプを変更し、エクソーラストレージに再接続する必要がある場合は、次の手順に従います:

  1. ユーザーデータベース」ブロックに移動して「ストレージ」セクションを選択します。
  2. エクソーラストレージ」を選択して「変更内容を保存する」をクリックします。

お知らせ
エクソーラストレージは、JWT標準ベースの認証と、OAuth 2.0プロトコルベースの認証をサポートしています。ユーザー情報はすべてエクソーラ側に保存されます。

PlayFabストレージ

PlayFabの機能を使ってユーザーと連携したい場合は、PlayFabのストレージを接続します。ストレージには以下のユーザーデータが保存されます:

  • ユーザー名
  • ユーザーのメールアドレス
  • ユーザーパスワード
  • フォームが設定されている場合は、拡張登録フォームのフィールド

お知らせ
PlayFabストレージは、JWT標準ベースの認証と、OAuth 2.0プロトコルベースの認証をサポートしています。

PlayFabストレージでは、以下の機能を利用できます:

  • ユーザー登録
  • メールアドレスまたはユーザー名とパスワードによる認証
  • Twitchによる認証
  • ユーザーパスワードのリセット
  • ユーザーブロッキング

ストレージを接続するには:

  1. ユーザーデータベース」ブロックに移動して「ストレージ」セクションを選択します。
  2. PlayFab」を選択します。
  3. タイトルID」フィルドには、Firebaseアカウントから同じフィールドの値を入力してください。
  4. 変更内容を保存する」をクリックします。

お知らせ
ユーザー情報はすべてエクソーラ側で保管されます。ユーザーパスワードは、PlayFabのみで検証されます。

Firebaseストレージ

Firebaseの機能を使用してユーザーと連携する場合は、Firebaseストレージを接続します。このストレージには、以下のユーザーデータが保存されます:

  • ユーザー名
  • ユーザーメールアドレス
  • ユーザーパスワード
  • フォームが設定されている場合は拡張登録フォームからのフィールド

お知らせ
Firebaseストレージは、JWT標準ベースの認証と、OAuth 2.0プロトコルベースの認証をサポートしています。
ストレージを接続するには:
  1. ユーザーデータベース」ブロックに移動して「ストレージ」セクションを選択します。
  2. Firebase」を選択します。
  3. APIキー」フィルドには、Firebaseアカウントから同じフィールドの値を入力してください。
  4. 変更内容を保存する」をクリックします。
お知らせ
すべてのユーザー情報はJSON形式で保存され、接続されたすべてのクライアントでリアルタイムに更新されます。

カスタムストレージ

独自の認可システムを使用し、アプリケーション側でユーザーデータを保存する場合は、カスタムストレージに接続します。

カスタムストレージを使用する場合、次の機能にアクセスできます:

  • ユーザー登録
  • メールアドレスまたはユーザー名とパスワードによる認証
  • 電話番号によるパスワードレス認証
  • ソーシャルネットワークによる認証
  • ユーザーパスワードのリセット

お知らせ
カスタムストレージは、JWT標準ベースの認証をサポートしています。
エクソーラログインサーバーと御社のアプリケーション(クライアント)との接続を設定するには:
  1. カスタムストレージを接続します
  2. エクソーラログインサーバーからのリクエストの処理を設定します
お知らせ
ユーザー情報はすべてエクソーラ側で保管されます。ユーザーパスワードは、カスタムストレージのみで検証されます。

カスタムストレージを接続する

  1. ユーザーデータベース」ブロックに移動して「ストレージ」セクションを選択します。
  2. カスタムストレージ」を選択します。
  3. APIリクエストの送信先のURLを入力します:
  4. 変更内容を保存する」をクリックします。
  5. 設定したURLに対して、以下のように応答するAPIを実装します:
    • リクエストに成功した場合のHTTP 200 / HTTP 204。必要であれば、追加のユーザーデータを含むJSONを応答本文に配置することができます。渡されたデータはJWTに書き込まれます(partner_dataパラメータ)。
    • その他、リクエストに失敗した場合のHTTPステータスコード。
お知らせ
  • データベースのユーザーIDを含んだJWTが必要な場合は、カスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせるか、csm@xsolla.comに電子メールを送信してください。
  • 電話番号を使用したパスワードレス認証が正しく動作するためには、APIの応答にクライアントのユーザーIDと一致すaccount_idパラメータが含まれている必要があります。

エクソーラログインサーバーからのリクエストの処理をセットアップする

Authorization: Bearer <JWT>ヘッダーがあるエクソーラログインサーバーのリクエストはご希望のURLに送信されます。JWTはプロジェクトの秘密鍵で署名されています。

リクエストを処理するには:

  1. 受信したJWTを検証します
  2. 検証が成功した場合は、JWTをデコードし、以下の表のクレームが含まれていることを確認します。デコーディングのためのライブラリーを探して利用します。

クレーム種類説明
expUnix TimestampJWTの有効期限の日時。JWTの存続時間は7分です。
iatUnix TimestampJWTが発行された日時。
issstringJWTに署名したサービスhttps://login.xsolla.com
request_typestring定数:gateway_request
xsolla_login_project_idstring(UUID)アドミンページの御社のログインプロジェクトID。
トークンペイロードの例:
Copy
Full screen
Small screen
{
  "exp": 1573635020,
  "iat": 1573634600,
  "iss": "https://login.xsolla.com",
  "request_type": "gateway_request",
  "xsolla_login_project_id": "00000000-0000-0000-0000-000000000000"
}
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最終更新日: 2023年10月10日

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