ユーザーデータストレージを接続する
ユーザーデータの保存方法によって、利用できる製品の機能が異なります(ユーザーデータの保存方法の比較を参照してください)。
エクソラストレージ
ログイン製品にすべての認証ロジックを処理させたい場合は、エクソラストレージに接続します。より柔軟な設定が可能になります。
ログインプロジェクトを作成すると、エクソラストレージがデフォルトで接続され、追加の設定手順は必要ありません。デフォルトのストレージタイプを変更し、エクソラストレージに再接続する必要がある場合は、次の手順に従います:
- ナビゲーションページで、ユーザーデータベースブロックに移動してストレージセクションを選択します。
- エクソラストレージを選択して変更内容を保存するをクリックします。
PlayFabストレージ
PlayFabの機能を使ってユーザーと連携したい場合は、PlayFabのストレージを接続します。ストレージには以下のユーザーデータが保存されます:
- ユーザー名
- ユーザーのメールアドレス
- ユーザーパスワード
- フォームが設定されている場合は、拡張登録フォームのフィールド
PlayFabストレージでは、以下の機能を利用できます:
- ユーザー登録
- メールアドレスまたはユーザー名とパスワードによる認証
- Twitchによる認証
- ユーザーパスワードのリセット
- ユーザーブロッキング
ストレージを接続するには:
- ナビゲーションページで、ユーザーデータベースブロックに移動してストレージセクションを選択します。
- PlayFabを選択します。
- タイトルIDフィルドには、Firebaseアカウントから同じフィールドの値を入力してください。
- 変更内容を保存するをクリックします。
Firebaseストレージ
Firebaseの機能を使用してユーザーと連携する場合は、Firebaseストレージを接続します。このストレージには、以下のユーザーデータが保存されます:
- ユーザー名
- ユーザーメールアドレス
- ユーザーパスワード
- フォームが設定されている場合は拡張登録フォームからのフィールド
ストレージを接続するには:
- ナビゲーションページで、ユーザーデータベースブロックに移動してストレージセクションを選択します。
- Firebaseを選択します。
- APIキーフィルドには、Firebaseアカウントから同じフィールドの値を入力してください。
- 変更内容を保存するをクリックします。
カスタムストレージ
独自の認可システムを使用し、アプリケーション側でユーザーデータを保存する場合は、カスタムストレージに接続します。
カスタムストレージを使用する場合、次の機能にアクセスできます:
- ユーザー登録
- メールアドレスまたはユーザー名とパスワードによる認証
- 電話番号によるパスワードレス認証
- ソーシャルネットワークによる認証
- ユーザーパスワードのリセット
エクソラログインサーバーと御社のアプリケーション(クライアント)との接続を設定するには:
カスタムストレージを接続する
- ナビゲーションページで、ユーザーデータベースブロックに移動してストレージセクションを選択します。
- カスタムストレージを選択します。
- APIリクエストの送信先のURLを入力します:
- 変更内容を保存するをクリックします。
- 設定したURLに対して、以下のように応答するAPIを実装します:
- リクエストに成功した場合のHTTP 200 / HTTP 204。必要であれば、追加のユーザーデータを含むJSONを応答本文に配置することができます。渡されたデータはJWTに書き込まれます(
partner_data
パラメータ)。 - その他、リクエストに失敗した場合のHTTPステータスコード。
- リクエストに成功した場合のHTTP 200 / HTTP 204。必要であれば、追加のユーザーデータを含むJSONを応答本文に配置することができます。渡されたデータはJWTに書き込まれます(
- データベースのユーザーIDを含んだJWTが必要な場合は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。
- 電話番号を使用したパスワードレス認証が正しく動作するためには、APIの応答にクライアントのユーザーIDと一致す
account_id
パラメータが含まれている必要があります。
エクソラログインサーバーからのリクエストの処理をセットアップする
Authorization: Bearer <JWT>
ヘッダーがあるエクソラログインサーバーのリクエストはご希望のURLに送信されます。JWTはプロジェクトの秘密鍵で署名されています。
リクエストを処理するには:
- 受信したJWTを検証します。
- 検証が成功した場合は、JWTをデコードし、以下の表のクレームが含まれていることを確認します。デコーディングのためのライブラリーを探して利用します。
クレーム | 種類 | 説明 |
---|---|---|
exp | Unix Timestamp | JWTの有効期限の日時。JWTの存続時間は7分です。 |
iat | Unix Timestamp | JWTが発行された日時。 |
iss | string | JWTに署名したサービスhttps://login.xsolla.com 。 |
request_type | string | 定数:gateway_request 。 |
xsolla_login_project_id | string(UUID) | パブリッシャーアカウントの御社のログインプロジェクトID。 |
トークンペイロードの例:
- json
{
"exp": 1573635020,
"iat": 1573634600,
"iss": "https://login.xsolla.com",
"request_type": "gateway_request",
"xsolla_login_project_id": "00000000-0000-0000-0000-000000000000"
}
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最終更新日: 2022年3月22日誤字脱字などのテキストエラーを見つけましたか? テキストを選択し、Ctrl+Enterを押します。