ユーザーデータ収集の管理
どのように動作するか
ユーザー登録時に、次の基本データが要求されます:
- ログインAPIを使用する場合:
- ユーザー名
- メールアドレス
- パスワード
- ログインウィジェットを使用する場合:
- メールアドレス
- パスワード
ユーザーから追加の個人データを要求することができます。これを行うには、アドミンページで、登録フォームに含める追加フィールドを指定します。ユーザー登録は、必須項目としてマークしたすべてのフィールドに入力した後にのみ可能です。ユーザーから提供されたデータは、データベース内のユーザーのプロファイルに保存されます。
既に登録されているユーザーの認証時に、そのユーザーのプロファイルのいくつかのフィールドが入力されていないことが判明した場合、ログイン製品は、不足している情報を収集するためのフォームを表示します。ログインするには、このフォームのすべての必須フィールドに入力する必要があります。
入手方法
- アドミンページでログインプロジェクトをセットアップします。
- ユーザー登録フォームにカスタムフィールドを追加するリクエストをカスタマーサクセスマネージャーに送信します(任意)。
- アプリケーション側でソリューションを統合します。
アドミンページでのセットアップ
- アドミンページでプロジェクトを開き、「ログイン」セクションに移動します。
- ログインプロジェクトのパネルにある「構成する」をクリックします。
- 「ユーザーデータベース」ブロックに移動し、「補足ユーザー情報」セクションを選択します。
- ユーザー登録フォームには、以下のフィールドとチェックボックスが表示されます:
- ユーザー名。
- 名。
- 姓。
- 生年月日。
- 国。
- 性別。
- ニュースレター — ニュースレターを購読するためのチェックボックスです。Mailchimpがプロジェクトに接続されている場合、ユーザーがチェックボックスをオンにすると、連絡先が自動的にMailchimpにエクスポートされます。
- 追加契約 — ユーザーが追加契約に署名できるようにするチェックボックスです。追加契約を締結したユーザーのリストは、アドミンページから、またはAPIメソッドから取得できます。このリストは
additional_agreement.csv
ファイルで見ることができます。
- フィールドを必須にするには、フィールドの説明行にある「★」アイコンをクリックします。アイコンが青くなります。
- 「変更内容を保存する」をクリックします。
登録フォームにカスタムフィールドを追加するリクエスト
登録フォームには、アドミンページで利用可能なフィールドに加え、独自のフィールドを追加することができます。これを行うには、アカスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせるか、csm@xsolla.comに電子メールを送信してください。フィールドのリストと各フィールドについて以下の情報を提供してください:
- 英語のフィールド名;
- タイプ:
string
;date
;select
— リストから1つのオプションを選択します;multi-select
— リストから複数のオプションを選択します;
- フィールドが必須であるかどうか。
select
およびmulti-select
フィールドについては、これらのフィールドに取り得る値のセットもカスタマーサクセスマネージャーに提供してください。
アプリケーション側の統合
ログインウィジェットによる統合を利用した場合、アプリケーション側で拡張登録フォームを統合するための操作は必要ありません。
エクソーラSDKを通じて統合する場合、ユーザーに関する追加情報の収集はまだ利用できません。
ログインAPI経由で統合する場合は、fields
パラメータを使用して、収集した追加ユーザーデータを新規ユーザーを登録するリクエストで渡します。このパラメータは、プロパティと値のペアのセットです。アドミンページで接続可能な登録フォームのフィールドは、fields
パラメータの以下のプロパティに対応します:
フィールド名 | 種類 | fields パラメータプロパティ |
---|---|---|
ユーザー名 | string | username |
苗字 | string | given-name |
苗字 | string | family-name |
生年月日 | date (YYYY-MM-DD) | bday |
国 | select (ISO 3166-1 alpha-2) | country-name |
性別 | 列挙型(f およびm 値を使用) | gender |
http
- http
- curl
POST https://login.xsolla.com/api/user?login_url=https://example.com&projectId={projectId} HTTP/1.1
Content-Type: application/json
{
"username": "john-email@email.com",
"password": "123456",
"email": "john-email@email.com",
"fields": {
"nickname": "John",
"country-name": "US",
"bday": "1997-07-16"
}
}
curl --request POST \
--url 'https://login.xsolla.com/api/user?login_url=https%3A%2F%2Fexample.com&projectId=projectId' \
--header 'content-type: application/json' \
--data '{"username":"john-email@email.com","password":"123456","email":"john-email@email.com","fields":{"nickname":"John","country-name":"US","bday":"1997-07-16"}}'
登録フォームに項目を追加するオプションや、収集した情報を保存する場所は、選択したユーザーデータの保存形式によって異なります:
エクソーラストレージ
エクソーラストレージを使用する場合、登録フォームにはアドミンページで利用可能なフィールドのみを追加することができます。ユーザーから収集された追加情報はエクソーラ側で保存されます。PlayFabストレージ
PlayFabストレージを使用する場合、アドミンページで利用可能なフィールドと独自のフィールドの両方を登録フォームに追加することができます。
追加フィールドの情報とその値は、ユーザーデータとしてPlayFabストレージに保存されます。このユーザーデータには、PlayFab APIまたはPlayFabアカウントでアクセスできます:
- プレヤーセクションに移動し、ユーザーIDをクリックします。
- Player Data (Title)タブを選択します。
Firebaseストレージ
Firebaseストレージを使用する場合、アドミンページで利用可能なフィールドと独自のフィールドの両方を登録フォームに追加することができます。ユーザーから収集した追加情報はエクソーラ側で保存されます。カスタムストレージ
カスタムストレージを使用する場合、アドミンページで利用可能なフィールドと独自のフィールドの両方を登録フォームに追加することができます。
追加フィールドの情報とその値は、カスタムストレージ接続時にアドミンページの新規ユーザーURLフィールドで指定されたURLに、エクソーラログインサーバーから登録リクエストで送信されます。
例:
ユーザー登録フォームに以下の項目が追加されます:
- 国;
string
タイプのカスタムnickname
フィールド;- 可能な値を持つ
multi-select
タイプのカスタムplatform
フィールド:windows
、mac os
とlinux
。
ユーザー登録の際、エクソーラログインサーバーは新規ユーザーURLに以下のリクエストを送信します:
http
- http
- curl
POST https://your.hostname/new_user_url.path HTTP/1.1
Content-Type: application/json
Authorization: Bearer {JWT}
{
"email": "john@gmail.com",
"password": "123456",
"country-name": "DE",
"nickname": "JohnSnow",
"platform": ["windows", "mac os"]
}
curl --request POST \
--url 'https://your.hostname/new_user_url.path' \
--header 'authorization: bearer_JWT' \
--header 'content-type: application/json' \
--data '{"email":"john@gmail.com","password":"123456","country-name":"DE","nickname":"JohnSnow","platform":["windows","mac os"]}'
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