サンドボックスモードでApple Payをテストする
サンドボックスモードは、本番環境(ライブモード)のすべての機能を含む独立した環境ですが、ユーザー認証および実際の支払いを行う機能は除かれています。 サンドボックスモードには、 トークンを取得する時に“mode”:“sandbox”
を送信することでアクセスできます。
決済UIを開くには、こちらのリンクから、取得したトークンをクエリパラメーターとして指定してください:https://sandbox-secure.xsolla.com/paystation4/?token={token}
。
サンドボックスモードでは、Apple Payの以下の決済UI操作シナリオをテストできます:
Apple Payテストアカウント
前提条件
テストアカウントを作成するには、まずApple開発者アカウントの構成が必須です。これを行うには:
- マーチャントIDを登録します。
- 支払い処理証明書を作成するか、決済サービスプロバイダ(PSP)から証明書署名要求(CSR)を取得してください。
- ブラウザで支払いを受け付けるには:
a. マーチャント識別証明書を作成します。
b. ドメインを登録し、検証します。
c. Apple Payボタンを設置しているすべてのウェブページがHTTPSプロトコルを使用しており、かつウェブサーバーがTLS 1.2暗号化プロトコルをサポートしていることを確認してください。
テストアカウントを作成する
支払いプロセスをテストするには、Apple Payのサンドボックスアカウントを作成する必要があります:
- Apple Store Connectのアカウントにログインします。
Users and Access セクションに移動します。Sandbox タブでテストアカウントを追加します:- すでにテストアカウントをお持ちの場合は、「+」アイコンをクリックし、テストユーザーの情報を入力してください。
- テストアカウントをお持ちでない場合は、
Create Test Accounts をクリックし、テストユーザーの情報を入力してください。
Create をクリックします。
作成したアカウントがテストアカウントリストに表示されます。テストを行うには、テスト用のAppleデバイス(モバイルまたはデスクトップ)でログインし、テストカードを追加してください。
シナリオをテストする
Safariブラウザ上の支払いをテストする
SafariブラウザでApple Payによる支払いをテストする場合は:
- サンドボックスモードで決済UIを開きます。
- Apple Payボタンをクリックします。
- モバイルまたはデスクトップ端末でApple Payを開き、テストカードを使って支払いを完了してください。
決済完了後のページには、トランザクションIDが表示されます。
サンドボックスモードで行われたトランザクションの手数料などの詳細情報を確認するには:
- パブリッシャーアカウントで、会計 > トランザクションレジストリセクションに移動します。
- 「テストトランザクションを表示にする」トグルをアクティブに設定します。
さらに、パブリッシャーアカウントでのプレイヤーサポート > トランザクション検索セクションでトランザクションの詳細を確認し、返金をリクエストすることができます。
QRコード経由でブラウザ上の支払いをテストする
Safari以外のブラウザでApple Payによる支払いをテストする場合は:
- サンドボックスモードで決済UIを開きます。
- Apple Payボタンをクリックします。
- 表示されるQRコードをiPhoneでスキャンしてください。
- iPhoneでApple Payを開き、テストカードを使って支払いを完了してください。
返金
- 返金ウェブフックを構成します。
- テスト支払いに成功します。
- 返金をリクエストするAPIメソッドを呼び出します。
ウェブフックURLに返金に関する通知が送信されます。
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