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Android用の企業レベルSDK

Custom ID経由の認証

エクソーラ側でカスタムID(サーバーで生成したユーザーID)を使ってユーザーを認証することができます。

この認証オプションにより、以下のことが可能になります:

カスタムIDによるユーザー認証を行うには、アプリケーションのバックエンドにカスタムIDによる認証APIコールを実装する必要があります。このコールにより、ユーザーJSONウェブトークン(JWT)が返されます。これは、支払いを行い、インベントリを管理するためのSDKメソッドで認証トークンとして使用できます。

お知らせ
エクソーラ側では、ユーザーが初めてIDによる認証を完了すると、新しいアカウントが自動的に作成されます。
アクティブユーザーセッションを終了させるには、oauthLogoutSDKメソッドを使用します。
SDK参照ドキュメンテーション
SDKメソッドとそのパラメータの詳細については、こちらをご覧ください。

ハウツー

高度な設定については、ハウツーをご覧ください。

独自の認証システムの使い方

注意
以下のライブラリを使用する場合は、このハウツーを参考してください:
  • Store
  • Payments
  • Inventory

本SDKは、お客様独自の認証システムと統合することができます。そのためには、カスタムID(サーバーで生成したユーザーID)によるユーザー識別を実装し、インゲームストアの開設、決済、インベントリ管理などを行います。

独自の認証システムを使用する場合のエクソーラサーバーとのインタラクションのフローは以下の通り:

  1. クライアントは、サーバーに認証リクエストを送信します。
  2. サーバーはユーザーを認証し、エクソーラサーバーにユーザーJSONウェブトークン(JWT)を受け取るリクエストを送信し、カスタムIDを渡します。
  3. エクソーラサーバーはユーザーJWTを返します。
  4. サーバーは、ユーザーJWTをクライアントに渡します。
  5. SDKメソッドでは、受け取ったユーザーJWTを認証トークンを代用として、インゲームストアの開設、決済、インベントリ管理を行います。

エクソーラ製品で独自の認証システムを使用するには:

  1. アドミンページでサーバーOAuth 2.0クライアントをセットアップします。
  2. サーバーJWTの取得を実装します。
  3. ユーザーJWTの取得を実装します。
  4. ユーザーJWTを使用して、インゲームストア、購入、インベントリを操作するロジックを実装します。

お知らせ
PlayFabまたはFirebaseの認証システムを使用している場合は、BaaSInsert用のエクソーラ既製エクステンションを使用してユーザーJWTを取得します。

サーバーOAuth 2.0クライアントをセットアップする

  1. アドミンページでプロジェクトを開き、ログインセクションに移動します。
  2. ログインプロジェクトのパネルでの構成するをクリックします。
  3. セキュリティブロックに移動してOAuth 2.0セクションに移動します。
  4. OAuth 2.0を追加するをクリックします。
  5. OAuth 2.0のリダイレクトURIを指定します。
  6. サーバー(サーバー・トゥ・サーバー接続)チェックボックスを入ります。
  7. 接続をクリックします。
  8. クライアントIDと秘密鍵をコピーして保存してください。

サーバーJWTを取得する

アプリケーションのバックエンドで、JWTを生成するAPIコールを使用してサーバーJWTを取得するメソッドを実装します。リクエストには、以下のパラメータを含める必要があります:

お知らせ
サーバーJWTの有効期限は59分です。

ユーザーJWTを取得する

アプリケーションのバックエンドで、custom IDによる認証APIコールを使用してユーザーJWTを取得するメソッドを実装します。リクエストはX-Server-Authorization: <server_JWT>ヘッダーを含まなければなりません。ここで、<server_JWT>前のステップで取得したサーバーJWTです。

お知らせ
ユーザーJWTの有効期限は24時間です。変更するには、カスタマーサクセスマネージャーに連絡するか、integration@xsolla.comにメールを送信してください。

ユーザーJWTを使用する

ユーザーJWTをXStore.initメソッドに渡しSDKメソッドを使用して、インゲームストアを開き、支払いを行い、インベントリを管理します。

期限切れ後に新しいユーザーJWTを受け取るためのロジックを実装します。ユーザーがアプリケーションに再度ログインする必要がないように、バックグランドモードで新しいトークンを取得することをお勧めします。

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最終更新日: 2024年7月31日

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