SDKバージョン2.0.0以降に移行する方法
バージョン2.0.0での構造変更
- リクエストメソッドやクラスは、静的なものに置き換わっています。
- プロジェクトIDは、パラメータとしてメソッドに渡されません。SDKは、プロジェクト設定で指定された値を使用します。
- ユーザーの認可トークンはパラメータとしてメソッドに渡されず、コールバック関数によって返されません。SDKは、ユーザーの過去の認証に基づいてトークンを決定し、カタログの取得、購入、インベントリの表示などのメソッドに渡します。
- モバイルデバイスに関する情報を決定するロジックがSDKに追加されました。データは
DeviceInfo
構造内にカプセル化されます。
変更履歴の完全なリストを参照してください。
XsollaAuthクラスを更新する
XsollaAuth.Instance
コールをXsollaAuth
に置き換えます。- 認証メソッドを呼び出すときに使用される
onSuccess
コールバックメソッドの署名を変更します。Action<string>
をAction
に置き換えます。 RefreshOAuthToken
メソッドを呼び出すときに、refreshToken
パラメータの受け渡しを削除します。GetUserInfo
メソッドを呼び出すときに、token
パラメータの受け渡しを削除します。XsollaAuth.Instace.OAuthLogout
へのコールをXsollaAuth.Logout
に置き換え、メソッド呼び出し時のtoken
パラメータの受け渡しを削除します。AuthViaDeviceID
メソッドを呼び出すときに、deviceType
、deviceId
、device
パラメータの受け渡しを削除します。モバイルデバイス情報を決定するためのロジックを削除します。Register
メソッドを呼び出すときに使用されるonSuccess
コールバックメソッドの署名を変更します。Action<int>, Action, Action<LoginUrlResponse>
をAction<LoginLink>
に置き換えます。SignIn
メソッドを呼び出すときに、rememberMe
パラメータの受け渡しを削除します。StartAuthByEmail
とStartAuthByPhoneNumber
メソッドを呼び出すときに使用されるonSuccess
コールバックメソッドの署名を変更します。Action<string>
をAction<OperationId>
に置き換えます。
XsollaCartクラスを更新する
XsollaCart.Instance
コールをXsollaCart
に置き換えます。XsollaCart.Instance.PurchaseCart
コールをXsollaCart.CreateOrder
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
projectId
パラメータの受け渡しを削除します。 - 現在のユーザーのカートのみを操作している場合は、クラスメソッドを呼び出すときに
cartId
パラメータの受け渡しを削除します。
XsollaOrdersクラスを更新する
XsollaOrders.Instance
コールをXsollaOrders
に置き換えます。OpenPurchaseUI
メソッドを呼び出すコードを変更します。決済トークンをpaymentToken
パラメータとして渡します(purhaseData
パラメータはpaymentToken
に置き換えられています)。OpenPurchaseUI
メソッドを呼び出すときに使用されるonBrowserClosed
コールバックメソッドの署名を変更します。Action<bool>
をAction<BrowserCloseInfo>
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
projectId
パラメータの受け渡しを削除します。
XsollaUserAccountクラスを更新する
XsollaUserAccount.Instance
コールをXsollaUserAccount
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
token
パラメータの受け渡しを削除します。
XsollaSubscriptionsクラスを更新する
XsollaSubscriptions.Instance
コールをXsollaSubscriptions
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
projectId
パラメータの受け渡しを削除します。
XsollaInventoryクラスを更新する
XsollaInventory.Instance
コールをXsollaInventory
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
projectId
パラメータの受け渡しを削除します。
XsollaGameKeysクラスを更新する
XsollaGameKeys.Instance
コールをXsollaGameKeys
に置き換えます。- クラスメソッドを呼び出すときの
projectId
パラメータの受け渡しを削除します。
Tokenクラスを更新する
Token.Instance
コールをXsollaToken
に置き換えます。Token.Instance.GetSteamUserID
コールをSteamUItils.GetSteamUserId
に置き換えます。- コードを変更して、アクセストークンとリフレッシュトークンの値を取得します。
XsollaToken.AccessToken
とXsollaToken.RefreshToken
属性を使用します。
ユーティリティクラスを更新する
AndroidSDKSocialAuthHelper
クラスとIosSDKSocialAuthHelper
クラスの使用をXsollaAuth.AuthViaSocialNetwork
コールに置き換えます。AndroidSDKPaymentsHelper
クラスとIosSDKPaymentsHelper
クラスの使用をXsollaWebBrowser.OpenPurchaseUI
コールに置き換えます。
パッケージ交換について
お知らせ
プロジェクトでコードスニペットやデモシーンUIを使用する場合、デモプロジェクトパッケージはすでにSDKファイルを含んでいるので、直接にダウンロードしてください。Unityプロジェクトにデモプロジェクトが含まれている場合は、SDKを統合する必要はありません。
- パッケージを解凍します。
- Unity Editorで、メインメニューでの
Assets > Import Package > Custom Package に移動して、SDKまたはデモプロジェクトパッケージを選択します。 - 依存関係の警告ウィンドウで、
Install/Upgrade をクリックします。その結果、Import Unity Package ウィンドウが開き、ファイルのリストがチェックされて、インストールできるようになります。このリストには、どのファイルが変更されず、どのファイルが追加され、どのファイルが置換されるかが示されます。 Import をクリックします。- アプリケーションをテストし、必要に応じてプロジェクトコードを変更します。
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